陰部 匂い

陰部を石鹸で洗う恐怖

すそがの悪臭の改善方法として、石鹸を使う手法が無いわけではありません。しかし、石鹸で陰部を洗浄するのは大変リスクが高いです。

 

石鹸のリスク

多くの人が何も意識せずに使用している石鹸ですが、陰部に使うのは危ないです。

 

石鹸に入っている有害物質

有害物質がいくつか入っている石鹸も存在します。一例として、保存剤の一種である強酸のエデト塩酸がよく入っています。この物質には血圧を下げたり、アレルギーを招いたりする働きがあります。さらに、染色体異常を引き起こす事もあれば、腎臓に悪影響を及ぼす場合もあります。

 

また、石鹸の香料や着色料が、さらに重い病気を招く事もあります。一例として、着色料の黄色203。この物質には発がん性があります。がんには陥らなくても、アレルギー性の病気を引き起こす可能性もあります。

 

すそがに石鹸で対処するのは危ない

以上の事から、陰部に石鹸を使用するのは危ないと言わざるを得ません。また、陰部は外からの有害物質を体の中に吸収してしまいやすい場所でもあります。女性の陰部は精子を外に逃がしにくい造りになっており、その事が関係しているようです。

 

まとめると「石鹸で清潔になる」というメリットと「有害物質を取り込んでしまう」というデメリットが全く釣り合っていないという事ですね。

 

 

陰部の正しい洗浄方法は?

すそがであってもなくても、陰部を石鹸で洗うのは基本的に避けた方が良さそうです。もしも使用するのであれば、普通の石鹸ではない「陰部用の石鹸」を選びましょう。

 

陰部の洗い方

基本的にぬるま湯のみで洗いましょう。そして、膣の奥部を洗浄するのは避けた方が無難です。悪臭の要因菌の繁殖を抑えてくれている常在菌まで除去してしまう可能性が高いからです。

 

洗う際は、クリトリス、大陰唇、小陰唇に特に注意してください。デコボコやシワが集中している場所ですから、汚れが残ってしまいやすいのです。皮をむいたりシワを伸ばしたりしつつ、細かい部分までぬるま湯で軽く洗浄しましょう。

 

繊細な場所ですから、指などで洗浄するときは、とにかく優しく行ってくださいね。

 

陰部に痛みも臭いもある場合

通常、陰部に痛みを感じる事はないはずですが、異常時には、ひりひりした痛みと臭いを覚える場合があります。

 

臭いと痛みが合わさった陰部

デリケートゾーンにかゆみや痛みがあり、ただれたり腫れたりもしている際には、その痛みは、かゆみが発展したものなのかもしれません。かゆい部分を、無意識にかきすぎてしまうのです。

 

そのような折には、かくよりも綺麗にする事を考えましょう。その方がよほどかゆみを抑制する事につながります。特にかゆみのあるカンジダ膣炎の場合、局部を過剰にかけば腫れる可能性もあります。

 

かき過ぎていないのに痛いとき

過剰にかいていないのに痛みを感じる場合は、病気を疑いましょう。大陰唇や小陰唇の内側に痛みがあるならば、ヘルペスウイルスや細菌、または、梅毒の感染が原因の外陰潰瘍にも、つながりかねません。

 

もしくは、バルトリン腺のう種や、バルトリン腺炎の恐れもあります。ブドウ球菌や大腸菌などが、バルトリン腺に住みつくと、これらの病気を招く可能性があるのです。

 

さらに性器ヘルペスを引き起こす恐れもあり、これの原因はヘルペスウイルスの感染です。

 

外陰潰瘍の症状と治療法

外陰潰瘍はヘルペスウイルスや細菌、梅毒スピロヘータ等の感染で起こり、強烈な痛みを発します。この病気の治療に関しては、軟膏や、抗ウイルス剤、抗生物質等を用います。

 

バルトリン腺炎の症状と治療法

バルトリン腺炎は、激しい痛みを引き起こし、局部は赤く腫れあがります。切開手術を施し膿を出すか、抗生物質を飲んで治します。

 

バルトリン腺のう腫の症状と治療法

この疾患の場合も、強烈な痛みを感じる事になります。バルトリン腺の本来開いている部分が閉じ、分泌物質が蓄積し、脳腫になり、膿む事により痛みが生じます。
のう腫のサイズが大きければ、切開手術を行って膿を除去します。

 

性器ヘルペスの症状と治療法

性器ヘルペスに罹ると、小さな水疱が生じ、痛みを感じます。水疱がつぶれれば、排尿時にも強い痛みを覚える事になります。治療に際しては、外用薬か抗ヘルペスウイルス剤を使います。


引用元:陰部の臭い

 

 

これよりも悪性の病気が存在する

今まで解説した病気は、大抵のケースで防ぐことが可能です。セックスの際にはコンドームを用い、陰部は普段から綺麗にしましょう。

 

しかし、この他に重大な悪性の病気も存在します。例えばページェット病はがんの一種であり、大陰唇に湿疹が生じかゆみを覚えます。さらに、外陰がんの場合も、かゆみやおりものの異常、さらには外陰部に痛みが生じます。

 

これらの重大な病気は、一歩間違えれば性病と勘違いされますが、本当は医療機関で診てもらい、適切な処置を行う事が必要なのです。

 

思春期と陰部の臭いの関係

女性も男性も思春期を迎えると、心身ともに成人へと変化します。具体的には、体毛が生え、声変わりがあり、性的意識をしたりします。当然ですがホルモンのバランスも変わるので、わきがやすそわきがの臭いでいじめられたりします。

 

また、自分で意識過剰になり、トラウマになる人もいて、多くの女性は、デリケートゾーンの臭いで悩んでいるようです。

 

陰部はどうしても汗をかくので、下着で密封されていることもあり、蒸れが悪臭の原因の菌の繁殖を招きます。思春期になると陰部が臭う3つの原因を以下に述べます。

 

 

アポクリン汗腺からの汗

脇下や陰部にはアポクリン汗腺が比較的多く集中していて、思春期前には活動が鈍いのですが、思春期になると活動を始めるので、臭いが強くなります。したがって、わきがも陰部が臭うすそわきがも思春期になると出やすくなります。

 

 

ホルモンバランスの乱れ

思春期は、女の子から大人の女性になる過渡期で、この時期にはホルモンバランスの乱れが身体に変化を起こします。肌荒れやニキビなどもホルモンバランスの乱れが原因です。

 

エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンのバランスの乱れが陰部の臭いになります。一例としてプロゲステロンの分泌が増えると、皮脂の分泌が活発になるので、皮脂が酸化することで強い臭いを発するようになります。

 

なお、ホルモンバランスの乱れは、思春期以外でも陰部の臭いの原因になります。

 

 

生理の始まり

女の子が思春期を迎えて女性になる変化に生理が始まりがあります。生理では経血があり、経血に雑菌が付着して繁殖するので臭いが強くります。加えて、生理中にはおりものが分泌されるので、酸性が強い嫌な臭いが発生します。

 

なお、これは思春期だけではなく、成人した女性につきものの悩みになりますが、適切な対応をすることでデリケートゾーンの臭いは改善することができます。

 

陰部の強烈な臭いはすそワキガがかも

陰部が強烈な臭いを纏ってしまう症状の1つに「すそわきが」というものがあります。正常時のデリケートゾーンの臭いとは比較にならない程の異臭になるため、メンタル的にもかなり辛いものになるはずです。

 

すそわきがの誘因は?

すそわきがという症状の誘因のほとんどは、膣やその近隣からの発汗にあります。ちなみにわきがの誘因も、その大半が発汗ですから、脇の下の症状で無いにも関わらず「すそわきが」という名称になっているのだと言われています。

 

さて、発汗のための汗腺には2タイプあります。

 

1つは「アポクリン腺」という汗腺であり、ここから発汗した場合の汗は、原則異臭を纏っています。一方、もう1つの「エクリン腺」から発汗した場合の汗は、ほぼ無臭です。

 

そして、デリケートゾーンや脇には多数のアポクリン腺が位置しており、それが誘因となって、すそわきがやわきがが発生しているのです。ちなみに、乳輪の近隣にも多数のアポクリン腺が位置しており、同じように悪臭を放つ場合があります。乳輪に関しても「すそわきが」と呼びます。または「ちちが」と呼ぶ人もいます。

 

 

すそわきがは感染する症状なのか?

すそわきがは絶対に感染しません。そもそもすそわきがの誘因は、脂肪酸や肌の常在菌や汗等です。汗や脂肪酸は、当然、汗腺がうんぬんの物質ではありませんし、肌の常在菌が他者に感染する可能性もゼロです。

 

しかしなぜか「感染する」と、間違って捉えている人も存在しているようです。

 

 

なぜ「感染する」と捉えてしまうのか?

間違って捉えてしまっている理由を端的に述べれば「異臭が移る事と、症状が移る事を混ぜて捉えているから」です。

 

あえて極端な例を挙げますが、すそわきがの人が履いているパンツを洗わずにそのまま借りて履くと、言うまでもなく異臭が自分のデリケートゾーンに移る事になります。

 

ですが、それは「ただ臭いが移っただけ」であって「すそわきがが移った」わけではないのです。

 

つまり「臭いは移るもの」という事実だけが独り歩きしているせいで、間違った見解が蔓延してしまっているのだと思います。

 

 

すそわきがに関する診療科は?

女の人のすそわきがに関しては、産婦人科で診療してもらう事になります。また、男の人にもすそわきがのような症状が出る事がありますが、その場合は性病科で診療してもらうのが一般的です。
引用元:あそこの臭い